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紡ぐ人。

月の写真を弄ってたら思い出したので。

なんとなく、なんとなく。


橋本 紡

やわらかな文章が多い作家さんですね、橋本紡。

一番好きな作品は、ライトノベルではありますが「半分の月がのぼる空」という全8巻の作品です。

その他で僕が読んだことあるのは、「リバーズエンド」だったり、「毛布おばけと金曜日の階段」だったり……

先の毛布お化け~とタイトル関連で、「猫泥棒と木曜日のキッチン」なんかも好きですね。


さてさて。

代表作である「半分の月がのぼる空」の話を少しだけ。

所謂、「日常」を描いた小説なんですが……

舞台が病院だったり、主な登場人物が

「不治の病に侵された少女」

「入院中の少年」

「妻を亡くした医者」

等々、ほのぼのとした日常の中に見え隠れするシリアスな要素がとても印象的だったりします。


病院が舞台なのは、作者の入院経験から生まれた作品ということらしくて、

入院生活ならではの制限された自由の描写も面白いものがあります。

例えば、ベッドの下にいやらしい本を隠しているような、ベタな要素だったりするのも。


僕がこの本を好きなのは、自分も何度も入院を繰り返すような子だったので、共感出来ることが多いからなのかな、と思います。

昔は本当に病弱でした、今では考えられない、けど。

病院で過ごす夜はやっぱり怖いなあと今でも思いますし。

白い壁しか見えないのは本当につまらないと思いますし。


だからこそこの本を読んで、繰り広げられる物語を感じて、

ある種の羨望を感じていたのだと思います。

自分も入院するならこんな冒険が、こんな出会いがあれば幸せだなあと。


話が逸れたような気がします。

僕は本や映画を紹介するときに、「泣ける作品」というような推薦の仕方は本当に嫌いなんですが、

橋本紡の本に関しては、どうしても、どうしても泣ける作品が多いような気がします。

なんだか切ないような、怖いような、苦しいような、それでいて幸せなような気持ちになる作品が多いです。


たまに感情を揺さぶられたい時に、読むのは素敵なんじゃないかな、と思います。

半分の月がのぼる空―looking up at the half‐moon (電撃文庫)半分の月がのぼる空―looking up at the half‐moon (電撃文庫)
(2003/10)
橋本 紡

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2015年04月20日 | 読書。 | こめんと 0件 | とっぷ

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